私の問いかけに、熱い息を殺しながら、こくりと頷く。
そうね、まだまだ我慢できるよね。
勃起物はファスナーの隙間から飛び出して外気に晒され、その怒張は行き場を無くしている。
私はペットの反応を楽しみながら、執拗にカタマリを弄ぶ。
人目を気にして冷静に対処しようとしながらも、時折浮かべる苦悶の表情が堪らない。
高ぶる興奮に、手の動きが速まる。
しこしこしこしこ、
ふぅっ、と息を漏らし、汗ばんだ手が私の腕をぎゅっ、と握る。
しこしこしこしこしこ、くりくりくりっ、
より強くいやらしく、手の平全体と指先を駆使して刺激を伝える。
と、再び私の腕を押さえる力強い手。
表情を伺うと、眉を寄せた泣きそうな顔で、小さく首を横に振る。
ああ、出そうなのね。
私はにこっ、と笑顔を返すと、自分の手の平を口元に寄せ、密かに唾を垂らしてその手をペットの勃起物に戻す。
唾で滑らかさを増した手の平が、反り返ったカタマリの先を撫で付ける。
私の腕にかかる手に力が篭り、腰が小さく震える。
まだよ。
お行儀良く、しなさいね。
テーマ : 官能小説
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