人混みの中で、目を閉じて荒い息を抑え、密かに腰を震わせるペット。
躾のお陰か、人前で白い液を発射することなく我慢ができている。
でも、苦しげな顔を見ると、その我慢も限界のよう。
車内アナウンスが、私の降りる駅の名を告げる。
私は、粘り気を帯びた肉棒をズボンの中に押し込めると、慎重にファスナーを上げた。
行き場の無いカタマリが、布越しにズボンを突き上げている。
私は顔を上げ、唇を動かす。
お、し、ま、い。
電車が速度を緩め、外の景色が街に近づいたことを知らせる。
顔を歪ませ、泣きそうな表情になるペット。
私が背にしている扉が開き、人の波に押されて私も外に流れ出る。
私とペットの距離が広がり、やがて互いの姿が見えなくなる。
あのコ、また駅のトイレでオナニーしちゃうのかな。
次は、せめて会社まで我慢できるように躾なくちゃ。
テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト