ペットの熱い息を頭上に感じながら、私は手を動かし続ける。
下から上に、棒の裏側を撫で上げる。
硬い剣先を、手の平で押し潰す。
指先で、乳首の周りをなぞる。
ペットは目を閉じて眉を寄せ、口を半開きにしている。
快感とも苦痛ともとれる表情。
時折、腰をびくっと動かし、その動きを自制するかのように姿勢を正す。
そう、人前ではお行儀良くしなくちゃね。
私はお利口に我慢する様子に満足し、躾の第二段階に進むことにする。
ズボンのファスナーに手をかけ、ゆっくりと降ろす。
びくっ、と反応して、私の手に片手を重ねて制止をする。
形だけの抵抗に、私が長い爪で抓ると、すぐに手を引っ込める。
完全に開ききったファスナーの間から、簡単にこぼれ落ちる勃起物。
先から垂れている粘り気のある汁を指先で延ばし、くりくりと刺激を与える。
はっ、はっ、
荒くなった息が私の髪にかかる。
私はぬめりを帯びた指先をペットの口元に近づけ、目を見つめながら唇をなぞる。
まだ、
がまん、
できるよね。
テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト